一戸建て住宅について

中古住宅のポイント

一戸建てと聞くと新築住宅をイメージしてしまいがちですが、近年では格安な中古物件を購入して、思い通りにリノベーションするのがブームになっています。その理由として、田舎へのI・Uターンが注目されていること、空き家の有効な活用を政府が後押ししていることなどが挙げられるでしょう。

中古住宅のメリットは、やはり価格の安さにあります。中古住宅は新築住宅よりも2割から5割程度価格が安くなるため、駅前など便利な立地や居住面積を広くするなど購入条件を良くすることができます。加えて、浮いたお金をリノベーション費用に回すことができ、新築住宅同様の住宅へと変えられるのです。また、購入する前に実物を内覧できるのも中古住宅のメリットの1つでしょう。

デメリットは、新築に比べて住宅ローン審査が厳しくなることです。一般的に木造一戸建ては築年数10~20年で価値がゼロになると言われており、担保価格が購入価格より安くなる場合もあります。ローンは築年数を考慮して決まりますので、返済期間が短くなった結果、月の返済額が高くなる場合があるのです。また、耐震基準を満たしているかどうかで住宅ローン審査の結果が大きく変わってきますので、購入前にはきちんと確認を取るようにしましょう。